トイレの輪ジミの原因は2つ!サンポールや重曹で落とす方法をご紹介

便器の中の水がたまるところに、輪っかのようなシミが・・・?
それは、頑固で取れにくい輪ジミかもしれません。

黒か茶色の線で、輪っかになったシミは、「さぼったリング」とも呼ばれています。
つまり、トイレ掃除をサボっている時に出来やすいシミなのですね。

輪ジミが発生する原因は2つあり、原因によって解消方法が違います。

そこで今回は、トイレの便器にできた輪ジミの原因や最適な掃除方法をご紹介します。

なかなか落ちない!トイレの輪ジミの原因は?

トイレの輪ジミは、たったの3日間便器の掃除をサボっただけでも、できる時はできてしまいます。
正確に言うと、発生しやすい環境であれば、掃除の頻度に関係なく何度もできてしまうのです。

トイレの輪ジミの正体は、カビや尿石
掃除してもすぐに発生するのがカビ、掃除しても落ちないからと諦めているうちにこびりついてしまうのが尿石です。

トイレの輪ジミのカビと尿石の特徴を説明していきます。

掃除をしてもすぐに発生するカビ

トイレの輪ジミが黒か濃い茶色の場合は、黒カビの可能性が高いです。
また発生して間もない頃は、ピンク色の薄いシミで分かりにくいかもしれません。

トイレの便器の中は、常に水が溜まった状態になっていますね。
また、一般的にエアコンがないトイレが多いので、湿度や温度が高くなりがちです。
カビは、高温多湿の場所で発生しやすく、まさにトイレの便器の中は、カビにとって絶好の場所なのです。

たとえ、換気扇をまわしていたとしても、湿気が溜まりやすい梅雨のシーズンだけ、トイレの輪ジミが発生するケースもあります。

硬くて落としにくい尿石

硬くて取れにくい輪ジミは、尿石の可能性が高いです。
尿石とは、排尿の際に尿に含まれるカルシウム成分が一箇所に集中して蓄積し、石のように固まったものです。

尿路結石という病気がありますよね。
尿路結石は、尿のカルシウム成分が結石となって尿路に詰まる病気です。
その原理と同じく、トイレの便器の中にも尿のカルシウムにより、尿石がたまりやすく、黄色や茶色の輪ジミとなってしまうのです。

トイレの輪ジミをクエン酸と重曹で落とす方法

トイレ掃除をしたのに、すぐに発生するカビが原因の輪ジミはクエン酸と重曹をうまく使って掃除すると、きれいに落とすことができます。
さらに、カビだけではなく、尿石の付着の予防もできるのでかなりおすすめですよ!

まずは、クエン酸と重曹の特徴を解説しますね。

クエン酸とは?
クエン酸は、レモンやお酢などの食品の中に含まれている酸っぱい成分。
100円ショップでは粉末状で販売されており、トイレを始め、キッチンやお風呂などの掃除に幅広く活用されています。
クエン酸は酸性になので、アルカリ性の汚れが落ちやすくなります。
まさに、尿石はアルカリ性の汚れなので、普段からクエン酸で掃除する習慣をつけておくと、尿石の付着の防止になります。
重曹とは?
重曹はベーキングパウダーの原料でもあり、研磨作用があることから掃除でも利用されている物質です。
重曹の正式名は、炭酸水素ナトリウム。
食用と掃除用に分けられており、食用はベーキングパウダーとして、掃除用は研磨剤として使用されることが多いです。
重曹も粉末状で販売されており、100円ショップなどで手に入ることから、クエン酸と共にコスパがいいエコな掃除洗剤としてフル活用されています。

重曹はアルカリ性のため、酸性の汚れを落としやすくしてくれます。
さらに、除菌作用もあるので、掃除することにカビの発生の予防ができます。

カビキラーより最強?クエン酸と重曹でトイレの輪ジミが落ちる理由

一般的に、酸性とアルカリ性の洗剤や薬品を混ぜると、有毒ガスが発生するといわれていますが、クエン酸と重曹は問題ありません。
その理由は、クエン酸は酸性、重曹はアルカリ性でどちらも性質が弱いからです。

クエン酸と重曹に水を加えてミックスすると、ぶくぶくと泡が発生します。
泡の正体は、二酸化炭素。

ご存知の通り、二酸化炭素は安全な物質なので、危険性は極めて低いです。
安全でありながらも発泡の力で汚れを浮かせて、酸性とアルカリ性の両性の汚れに反応し、中和によって綺麗に落としてくれます。

だからこそ、カビキラーよりも最強のパワーでトイレの輪ジミを浮かしてくれるのですね。

クエン酸と重曹を利用したトイレの輪ジミの掃除手順

クエン酸と重曹をミックスを利用したトイレの輪ジミの掃除手順を説明していきます。

  1. スプレーボトルの中にクエン酸50ml水100mlを入れて、よく混ぜ合わせます。
  2. トイレの輪ジミの部分に、クエン酸水スプレーをします。多めに振りかけた方が汚れが落ちやすくなります。
  3. その上から粉末のままの重曹を大さじ1杯程度、ふりかけます。さらにその上からクエン酸スプレーをします。約1時間ぐらい放置しましょう。
  4. 1時間が経過したら、トイレットペーパーを多めに取ってから拭き取ります。汚れが残っていなければ、そのまま水を流して終了です。
  5. 汚れが少し残っている場合は、歯ブラシに粉末状の重曹を少しつけてから、輪ジミの部分を磨きます。汚れが落ちているのを確認してから、水を流して終了です。

かなり汚れがひどい場合は同じ手順で、1週間ほど掃除を続けてみてください。
毎日少しずつ掃除していれば、絶対に綺麗になるはずです。

トイレの輪じみをサンポールで落とす方法

トイレの酸性洗剤といえば、サンポールが定番。
強力な酸性の性質を持つサンポールは、尿石によってできた黄色いトイレの輪じみの掃除に効果的です。

トイレの輪じみをサンポールで落とす方法を説明していきます。

トイレの黄色い輪じみにサンポールが効く理由

尿石は、尿の中に含まれるカルシウムが蓄積して固くなった汚れ。
つまり、汚れの主成分はカルシウムなので、性質はアルカリ性になります。

アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使うと、中和されて落としやすくなります。
尿石はアルカリ性、サンポールは強力な酸性なので、頑固な尿石も中和して溶かしてくれるのです。

MEMO
尿石を落とす洗剤では、サンポールの次に尿石除去剤が有名です。業者も利用する原液の洗剤なのでかなり効果が高いですが、危険性も高いので、まずは家庭用のトイレ洗剤で有名なサンポールの使用をおすすめします。

トイレの黄色い輪じみをサンポールで落とす方法

それではいよいよ、掃除方法を説明していきます。
掃除方法の前に、以下のものを用意しましょう。

  • サンポール
  • トイレ用の掃除ブラシ
  • ゴム手袋
  • トイレットペーパー

トイレの黄色い輪じみをサンポールで落とす方法を説明していきます。

  1. サンポールの臭いがトイレの中にこもらないように、まずは換気扇を回しましょう。できれば、窓も開けておくとよいでしょう。この時に、ゴム手袋も装着しておきます。
  2. トイレの黄色い輪じみの部分をトイレットペーパーで覆います。トイレットペーパーに水が染み込んで、ふやふやになってしまった場合は、さらにトイレットペーパーを覆い被せます。
  3. トイレットペーパーの上からサンポールをかけます。量の目安は5回押し程度です。
  4. そのままの状態で5分程度放置しておきます。汚れがかなりこびりついている場合は、1時間程度放置しておきましょう。
  5. 放置時間が経過したら、トイレの水を流します。その時に、一緒にトイレットペーパーも流してしまいましょう。
  6. 汚れが落ちているかを確認して、もし落ちていなければ、トイレ用の掃除ブラシでこすります。この時に再びサンポールをかけてブラシをすると汚れが落ちやすくなります。
  7. 汚れが落ちていることを確認したら、しっかりと水を流して終了です。

トイレの輪ジミを予防する簡単な方法

トイレの輪ジミは、普段から予防して発生させないのが理想的。
そのためには、毎日トイレの便器掃除をしなければいけないので、忙しいと負担になるかもしれません。

そこでおすすめしたいのが、ジェルタイプの洗浄剤を使った予防方法です。
ジェルタイプの洗浄剤は、便器にスタンプしてくっつけるタイプ。
すぐにスタンプできるので、かなり簡単ですよ。

ジェルタイプの洗浄剤を便器にスタンプしておけば、トイレの水が流れるたびに洗浄剤が溶けて汚れを落としてくれます。

つまり、それによってトイレの輪ジミを予防してくれるのです。

トイレの輪ジミはこびりつく前に予防を!

カビが原因のトイレの輪ジミは、比較的落としやすいですが、尿石が原因の輪ジミには要注意です。
排尿をするたびに尿の中のカルシウムが便器に蓄積していくと、どんどん硬くなってサンポールだけでは落ちなくなる恐れもあります。
トイレの便器に輪っかができているだけで、掃除をサボっているように見えてしまうので、普段から予防と掃除を徹底しましょう。